フレームタグはページを分割したい時に用います。ページを
上下や左右に分割したりすることでコンテンツが多いページでも
閲覧しやすいホームページを作ることができます。
■フレームのオプション
フレームタグのオプションで基本的なものをいくつか挙げてみます。
オプション |
説明 |
bordercolor |
フレームの枠の色を指定します。 |
src |
フレームのソースのURLを示します。 |
name |
フレーム名を指定します。 |
scrolling |
scrolling="yes"、scrolling="no"でスクロールバーを表示するかしないかを指定します。 |
height |
フレームの高さを指定します。 |
width |
フレームの幅を指定します。 |
frameborder |
フレームの枠の有無を指定します。frameborder="yes" frameborder="no" frameborder="1"のように指定します。 |
■フレームセットのオプション
次にフレームセットのオプションをいくつか挙げてみます。
オプション |
説明 |
cols |
ページを縦に分割します。比率はCOLS="18%,80%"、
COLS="*,20%"のように指定し逆にcols="100%,*"と
*を数字の後ろにもってくるとframeborder="1"としてもフレームが見えない
ページになってしまいます。 |
rows |
ページを横に分割します。指定の仕方はcolsと同じ要領でできます。 |
border |
フレームの枠のサイズを指定します。 |
bordercolor |
フレームの枠の色を指定します。 |
frameborder |
フレームの枠の有無を指定します。frameborder="yes"
frameborder="no" frameborder="1"のような指定をします。
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■フレームのページを作る
では上記のオプションを用いて縦に分割された基本的な
ページを作ってみます。
まず、フレームページ本体のファイルを作ります。
ソース frame.html
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>MyHomePage</TITLE>
</HEAD>
<FRAMESET COLS="100,*">
<FRAME SRC="menu.html" name="hidari">
<FRAME SRC="main.html" name="migi">
</FRAMESET>
</HTML>
次に左のページのファイルを作ります。
ソース menu.html
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>メニュー</TITLE>
</HEAD>
<BODY bgcolor="khaki">
<p>メニュー</p>
<p><A HREF="nikki1.html" TARGET="migi">日記1</A></p>
<p><A HREF="nikki2.html" TARGET="migi">日記2</A></p>
<p><A HREF="nikki3.html" TARGET="migi">日記3</A></p>
</BODY>
</HTML>
TARGET="migi"はメニューの項目(日記1~3のページ)を右側のページ
に表示するということでありname="migi"に対応しています。
次に右のページのファイルを作ります。
ソース main.html
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>メイン</TITLE>
</HEAD>
<BODY bgcolor="blue">
ようこそわたしのホームページヘ
</BODY>
</HTML>
次にメニューの日記1、日記2、日記3のファイルを作ります。
ソース nikki1.html
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>日記1</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
今日は晴れだった。
</BODY>
</HTML>
ソース nikki2.html
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>日記2</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
今日は雨だった。
</BODY>
</HTML>
ソース nikki3.html
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>日記3</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
今日は雷だった。
</BODY>
</HTML>
以上で全部で6つのファイルができました。
これらをまとめると下記のようなフレームページができます。
サンプルページ
■ その他の項目
・
インラインフレームを作る
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